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広島県中小企業家同友会でアップサイクル事例報告

7月28日に開催された、広島安佐北・安佐南合同地区例会に参加いたしました。
 今回のテーマは「アップサイクルって何?-自社を見直したらこんな商品ができました!-」です。福山、中、東、西と安佐を含め計5支部から33名の参加でした。
 コロナ渦で大変ながらも何とかせねば、何かを変えたい。でも何を変えたらよいのだろう?何から行動を起こせばよいのだろう?に応える実践例として、広島東支部南2地区会員(株)モンテドールの杉田氏、福山支部J地区会員の岩瀬商店(株)岩瀬氏にご報告いただきました。
 もともとは広島県主催のイノベーション道場というところで立ち上がったプロジェクトとのことですが、アップサイクルの考え方・とらえ方はとても参考になる部分が多く、「『目に見えるもったいない』だけでなく人材育成や埋もれた技術などの『目に見えないもったいない』も宝物に変える」をコンセプトに掲げ、廃材や加工技術などを用いた一部実例もご紹介いただきました。
 報告内容を基に「自社で廃棄している物が、もしかしたら宝(商品)にできるかもしれない」をグループ討論のテーマとしました。
 廃棄するものや日々行っている技術的なものに対して自社だけの意識では、ヒントをなかなか見出す事が出来ませんでした。しかし例会を通して、案外自社目線よりも他社目線の方が良いヒントが出るのでは?と感じました。その為にも何でも話せる仲間づくりがとても重要であると思いました。
 また、個人的にはアップサイクルの考え方もですが、岩瀬氏の「やりっぱなしにしない」が胸に響きました。新たな取り組みや変革を行うために、価値観の共有、計画とその実行をしっかりと検証し、そして失敗から学ぶチーム作りを行うことの重要性を学びました。
 本例会では「アップサイクル」というキーワードを通じて、様々な課題への臨み方の一例を学べた例会となったのではないでしょうか。

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