TIESの背景

【現状】
●日本国内における人口減少(広島県ピーク人口288万人 → 2040年:239万人)
自然体による経済成長は今以上に鈍化・低下する可能性あり
特に「人」を主たる経営資源とするサービス産業にとっては,避けて通れない課題

●EC等の普及もあり,ビジネスの競争はグローバル化
破壊的イノベーションを実践する,新興企業・海外企業・一部の大企業との競争リスクが身近に

●多くの事業(企業)が成熟期・衰退期にあり,危機に陥る前にイノベーションを生み出す必要

人口減少を前提に競争力を高める

生産性向上の実現・イノベーションの創出への取組は大きな課題!

労働生産性とは、従業員一人当たりの付加価値額を言い、付加価値額を従業員 数で除したものです。
労働の効率性を計る尺度であり、労働生産性が高い場合は、投入された労働力 が効率的に利用されていると言えます。


(参考 増田寛也、冨山和彦、藻谷浩介、経済産業省 他)

イノベーションとは

◆イノベーションは一朝一夕で生まれるものでも,偶然の産物でもない

◆イノベーション創出は,一定の環境・土壌が必要なことに加え,スキルも必要である

◆スタートアップのように,経営者だけで生み出すものではない

組織の課題

●職場に対話がなく,それぞれの部署の仕事に関心がない・関与をしない組織

●経営者と社員の対話がなく,経営者の思いが社員に伝わらない・社員の思いが経営者に伝わらない組織

学びの課題

●社会人の,学習・自己啓発・訓練時間の短さ(社会生活基本調査(令和3年度調査)では平均13分)
●小学校~大学までの過程で,実践的なビジネススキルを学ぶ機会が限られている

学びの機会の課題

●企業(特に中小企業)が,MBA等でイノベーション創出に必要なスキルを習得する機会が限られている